「顔のたるみやしわが気になってきている」
「顔のたるみやしわを改善して若く見せたい」
という悩みを抱えていませんか。特に女性にとって、気になる改善したい部分のひとつだと思います。実はたるみとしわの悩みは、しっかりと対策することで改善が可能です。
そこで本記事では「どうしてたるみやしわができるのか」や「どういうことが手軽に自分でできるのか」を現役エステティシャンが推奨する改善方法を紹介します。
たるみやしわができる3つの原因
顔にたるみやしわができる主な原因として以下の3つが挙げられます。
- コラーゲンの減少や劣化
- 加齢による筋力の低下
- むくみや脂肪の増加
たるみやしわは加齢とともにできるとだけ知っている人が多いものの、実は肌の成分や状態が原因となることがあるのです。実際にどのようなことがたるみやしわの原因なのか、以下に詳しくみていきます。
原因1.コラーゲンの減少や劣化
肌の弾力やハリを支えるためには、表皮の下にある真皮層(肌の本体とも言える組織の大部分)にコラーゲンを蓄えることが欠かせません。しかし、加齢や紫外線、乾燥などの原因によりコラーゲンを産生する力は衰えてしまいます。
そのため、真皮層のコラーゲンの質が劣化したり量が減り、表皮が支えられずたるみとなるのです。また、コラーゲン繊維の質も加齢によって異なり、コラーゲン同士をつなぐ橋の量が増え、肌の弾力が失われて硬く強張る原因となります。
原因2.加齢による筋力の低下
表情筋はしっかりと使い続けないと、加齢と共に衰えて重力にならってたるみになります。顔の表情筋は40種類以上あり、真皮層の奥でつながっています。
普段の表情から表情筋を使っていると思いがちです。しかし、日常的に使う表情筋は30%ほどで、残りの70%は意識してトレーニングしないと使えていません。特に、表情筋は筋肉の中でも鍛えるのが難しい部分で、一つひとつの動きを意識したストレッチが欠かせません。
原因3.むくみや脂肪の増加
むくみが生じると真皮層にある組織の機能を低下させ、たるみが生じる原因となります。また、脂肪が増加した部分の肌はたるみが生じやすくなります。
例えば、急激に太って顔の皮下脂肪が増えることで支える筋力が低下します。むくみや脂肪をつくる原因として「塩分や油っこいものの摂りすぎ」や「暴飲暴食」などが挙げられます。むくみや脂肪に気をつけるには、普段の食生活を見直すことが重要です。
たるみやしわを改善する5つの方法
顔にたるみやしわを見つけて悩む人がいるのではないでしょうか。一度できたたるみやしわを改善し、若い肌を取り戻す方法として、以下の5つが挙げられます。
- エイジングケア成分配合の化粧品を使う
- サプリで効率的に美容成分を取り込む
- 顔のエクササイズ
- 美顔器を使用する
- メディセルケアを用いた全身循環美療
それぞれの改善方法について、どのような効果があるのか、どういったことを意識しなければいけないのかを詳しくみていきます。
改善方法1.エイジングケア成分配合の化粧品を使う
数多くある化粧品の中でも、エイジングケア成分配合の化粧品を使うようにしてみましょう。普段使う化粧品に肌に良い成分を含んだものを選ぶことで、たるみやしわを軽減することが可能です。
例えば、レチノールはビタミンAの一種でコラーゲンを増やしたり、肌のターンオーバーを促進したりします。そのため、たるみやしわなどの肌トラブルに効果的です。ただし、レチノールは刺激が強いため、敏感肌をもつ人は注意してください。
改善方法2.サプリで効率的に美容成分を取り込む
サプリを普段から摂取することで、効果的な美容成分を補う方法です。日常生活の食事から摂取することが難しい成分を効率的に摂取できるため、自分に必要な美容成分からサプリを選びましょう。
たるみやシワに効果的な美容成分は「プラセンタエキス」「酵素・乳酸菌」「イソフラボン」の3つが挙げられます。それぞれの成分にどのような効果があるのかを以下にみていきます。
効果的な美容成分1.プラセンタエキス
哺乳動物の胎盤に含まれる成分を抽出した成分を「プラセンタエキス」と呼び、ヒアルロン酸やコラーゲンを作り出す力を活性化する働きがあります。そのため、プラセンタエキスを摂取する方が、ヒアルロン酸やコラーゲンを摂取する以上に肌のハリを効果的に取り戻せるのです。
言い換えると、プラセンタエキスは保湿成分や抗酸化作用、ホルモンバランスの調整作用があります。これらはたるみやしわ、ニキビ改善など美肌効果に最適です。
効果的な美容成分2.酵素・乳酸菌
「酵素」や「乳酸菌」には、腸内環境を整える成分が含まれます。一見肌とは関係ないようにも思いますが、腸内環境が荒れると体内の活性酸素が増加し、肌の老化の原因になります。
腸内環境は肌と関係しており、腸を改善することが肌のトラブルを防げるのです。サプリで酵素と乳酸菌を体内に取り入れることで、腸内細菌の善玉菌を増やしていきます。善玉菌が優位になることで腸内環境の改善、たるみやしわを含めた肌トラブルに効果的です。
効果的な美容成分3.イソフラボン
大豆に含まれる成分としてよく耳にする「イソフラボン」は、女性ホルモンと同様の作用があるとされています。イソフラボンは女性ホルモンの減少を補うことができ、たるみやしわなどの肌のトラブルを改善する効果を見込めます。
また、他にも数多くの成分が含まれ、更年期の症状や月経前症候群の緩和や骨のサポート、生活習慣病の改善など体に嬉しい成分ばかりです。さまざまなタイプのイソフラボンのサプリがありますが、吸収率の高い「アグリコン型」の大豆イソフラボンがおすすめです。
改善方法3.顔のエクササイズ
顔の表情筋は日常の中で30%しか使われておらず、70%は顔のエクササイズで鍛えることが必要です。たるみやしわを改善するためにも、継続してエクササイズすると効果的です。顔のエクササイズの中でも、口周りにある口輪筋を鍛え、ほうれい線を解消するエクササイズを紹介します。
- 口をすぼめて前へ突き出す
- すぼめた口を戻すときに、唇が歯を巻きこむように動かす
- 可能な限り唇で歯を巻き込んだら、口角を上げないように口を横に広げて、3秒キープする
- ゆっくりと元に戻す
他にも、目元周りやあご周りなどに最適な顔のエクササイズを調べて、普段の生活の中で意識して表情筋を動かしてみましょう。
改善方法4.美顔器を使用する
美顔器を使用すると、たるみやしわを改善できるだけでなく、毛穴が目立たなくなったりシミが形成されにくくなったりする効果があります。
さまざまな種類の美顔器がありますが、自分の生活スタイルに見合った機能があるものを選ぶことが大事です。美容機を選ぶ際のポイントとして、以下の3つに着目してみましょう。
- 超音波機能:化粧品の美容成分を肌の奥深くまで浸透させる
- 保湿機能:保湿成分を角質層まで浸透させる
- ラジオ波:新陳代謝を活性化させる
美肌効果は使用する化粧水や美容機の使用頻度で異なります。自分に合ったケア方法を探してみましょう。
改善方法5.メディセルケアを用いた全身循環美療
メディセルケアは専用機器を使用して施術する全新循環美療です。メディセルケアは医療機関やクリニックによって異なります。その中でも弊社「プリエ」では、皮膚吸引による施術を行なっており、皮膚の組織間を吸引によって広げて血液やリンパ液の循環を良くしてむくみを改善します。
他にも、神経の刺激を和らげることで痛みを和らげたり、伸びすぎて縮みづらくなった筋肉を元に戻したりすることで、筋肉の機能や関節の歪みを正すことも可能です。皮膚は第三の脳と呼ばれており、メンタルの面で効果も期待できるため、治療効果アップに繋げられるとされています。
病院に行っても異常なしと言われるのに、なんだかスッキリしない大人を悩ます身体の不調は、筋膜の癒着が原因と考えられています。これまでのたるみケアが更に進化したメディセル筋膜フェイシャルをぜひお試しください。⇒プリエのサービス紹介ページを見る(無料)
しわやたるみの改善する効果がある3つの食べ物
顔のしわやたるみを改善するために効果がある食べ物は主に以下の3つです。
- コラーゲンが豊富に含まれる「鶏肉」
- ヒアルロン酸が豊富に含まれる「卵」
- アスタキサンチンが豊富に含まれる「トマト」
普段の食事に少し肌に効果的な食べ物を意識するだけでも、改善効果が見込めます。それぞれの食べ物がどのように肌に働くのかをみていきます。
1.コラーゲンが豊富に含まれる「鶏肉」
肌のハリを与えるために、必要な成分として有名なコラーゲンが豊富に含まれている食材の代表が鶏肉です。鶏肉の部位でも特に、手羽先が一番コラーゲンが多く含むため、肌を改善したい人には特におすすめです。
また、鶏肉に含まれるコラーゲンは摂取しても全てが肌に行き渡るわけではなく、髪や爪などにも利用されます。そのため、肌のハリを整えるためにも十分なコラーゲンを取ることがおすすめです。さらに、コラーゲンは保湿効果もあるため、乾燥肌の人にも嬉しい成分です。
2.ヒアルロン酸が豊富に含まれる「卵」
ゆで卵の殻を剥く際に、卵白部分と殻の間に0.07mmほどの薄い膜をみたことがあるのではないでしょうか。ゆで卵を食べる際に捨ててしまいがちな部分ですが、実はこの薄い皮の部分に「ヒアルロン酸」や「コラーゲン」といった美容成分が豊富に含まれています。
また、私たちの肌に近いアミノ酸が含まれているため、美肌効果がたくさんあります。カロリーを抑えるためにもゆで卵で食べる方法が理想で、1日1個程度が適度な食べ方です。
3.アスタキサンチンが豊富に含まれる「トマト」
赤い食べ物にはたるみやしわの改善に効果的なアスタキサンチンと呼ばれる天然成分が多く含まれており、その代表的な食べ物のひとつとしてトマトが挙げられます。アスタキサンチンには主に以下の効果が見込めます。
- 美白効果:メラニンの産生を抑止し、シミができることを防ぐ
- 抗酸化作用:紫外線などの影響による活性酸素から肌を守る
- アンチエイジング:肌のハリとキメを改善して肌の弾力を取り戻す
赤い食べ物の例として、イクラや鮭、ニンジンやパプリカなどからもアスタキサンチンの摂取が可能です。
たるみやしわの改善でよくある3つの質問
たるみやしわの改善についてよくある質問として以下の3つが挙げられます。
- たるみやしわの改善に「ハイフ」も効果がありますか?
- 代表的な表情じわの種類は?
- 加齢とともに顔の骨も縮むこともたるみやしわに影響しますか?
顔にできるたるみやしわは年齢とともに気になる部分が増えたり、気にしておきたい部分があったりします。たるみやしわの改善でよくある質問の内容についてみていきます。
質問1.たるみやしわの改善に「ハイフ」も効果がありますか?
「ハイフ(HIFU)」は高密度焦点式超音波治療の英文字を省略した呼び方で、たるみやしわに効果的なリフトアップ治療法のひとつです。整形手術をせずにリフトアップができる人気の高い美容医療です。ハイフは以下の4つの効果が期待できます。
- タイトニング:開いた毛穴を引き締める毛穴治療
- フェイスライン:たるみや二重顎を改善した小顔効果
- 痩身効果:お腹や二の腕などのダイエットで難しい部分痩せ
- 肌質改善:肌の弾力やハリ、ツヤから美肌効果
ハイフは弊社「プリエ」でも施術を行っており、初めてで不安な方にもおすすめなお試し価格でご利用いただけます。⇒プリエのサービス紹介ページを見る(無料)
質問2.代表的な表情じわの種類は?
人のしわは笑ったり怒ったりといった表情を作る際に使う30種類以上の表情筋が、筋肉の緊張や収縮によって生まれるのです。代表的な表情じわには以下の4つが挙げられます。
- おでこの横じわ:おでこにくぼみができて疲れた印象を与える
- 目尻のしわ:笑いじわといわれており笑った時にできる
- 眉間の縦じわ:眉間のしわは不機嫌な顔にみられやすい
- あごのしわ:梅干しじわとも言われており、下あごの先にしわができる
表情じわは、一度できると化粧品で改善することが難しいとされています。そのため、美容医療ではボツリヌス注射による治療が行われ、深いしわに対してはヒアルロン酸注入など治療を併用して行うといった方法が取り入れられているのです。
質問3.加齢とともに顔の骨も縮むこともたるみやしわに影響しますか?
体の骨が縮むと同時に骨密度が減少して小さくなり、顔まわりの骨はへこみます。顔の骨は顔の土台ともいわれているように、筋肉や皮下脂肪、表皮や真皮層を支える役割を担っています。
そのため、骨に変化が起こることで皮下脂肪や表皮、真皮層などを十分に支えられずに垂れ下がり、たるみやしわができるのです。よって、肌をケアすることと同様に、骨の骨密度を減らさないようにすることも、加齢におけるたるみやしわを改善するために大事なポイントです。
まとめ
顔のたるみやしわがどのような原因によって生まれ、改善するために効果的な方法や食べ物を紹介しました。女性である限りいつまでも綺麗な肌を保っておきたいというのが本音だと思います。普段の生活からできる化粧品やサプリによる改善や食生活を見直すなど、身近なことから肌の改善をしていきましょう。
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