川本です。
今日は二十四節気の「大寒」です。
朝は冷えて寒かったですが、日中は暖かくていいお天気でした。
「大寒」といえば、一年で一番寒い日なのかと思っていましたが、そうでもないようです。
一年で一番平均気温が低いのは2月の始めあたりなのだそうです。
元々、二十四節気という考え方は中国の黄河中流域で生まれ日本へ伝わってきたため、日本ではほんの少し季節がズレてしまうのです。
ところで縁起物とされている「大寒卵」はご存知でしょうか?
大寒に産まれた卵のことで、子どもが食べると体が丈夫になり、大人が食べると金運が上がるとされています。
養鶏が発達している現在はいつでも卵を手に入れることができますが、昔は寒い季節は鶏の産卵数が極端に少なかったそうです。
寒さの影響で鶏が水の摂取量を減らし飼料を多く食べたので、一年のうちで最も栄養価が高い卵になったそうです。
大寒の卵を食べると一年を健康で過ごすことができると言われている事には、こういった背景があります。
大寒の卵は黄身も濃厚で最もおいしい卵だとも言われています。
風水でも「大寒の卵」は金運と健康運を呼ぶ縁起物だとされているそうです。
・大寒の寒さの中で生まれる卵は最も生気に溢れている。
・寒さを耐えた後には春がやってくる=幸せがやってくる
・卵は金の気を持つ食べ物
と理由です。
これから2月にかけてまた気温が下がる時期になりますので、皆様体調を崩さないように気を付けてお過ごし下さいね。